お釈迦様とインド

2022/04/08

皆さん、こんにちは!PB.Labです。
今日はお釈迦様の誕生日であり、花祭りとも呼ばれます。

花祭りでは、お釈迦様の像に甘茶をかけます。
小甘茶は、小さい花のたくさんついている中央部分を取り囲むように大きい花がついている不思議な形状をした植物で、赤色や紫色のものが多くあります。
小甘茶の葉は苦いのですが、発酵させると砂糖の100~1,000倍の甘さになると言われているそうです!

砂糖がない時代には甘味料として非常に重宝され、漢方薬の苦み消しや民間療法などに使用されていました。
甘茶には「上に立つ者がよい政治を行って平和な世が訪れると、甘い露が降る」という中国の言い伝えや、「甘茶は神様の飲み物で、飲むと不老不死になれる」というインドの伝説などがあります。
 

インドといえば、日本からの駐在員も多くビジネスで注目されている国でもあります。

IT系をはじめとしたグローバル企業で多くのインド出身のCEOが誕生し、インドのIT技術者を世界中の企業が必要としているその秘密は何でしょうか。日本企業はインドといかに向き合うべきなのでしょうか?

インドのIT業界はもともと米国企業のシステム開発の下流工程を低価格で手がける「オフショア拠点」として発達しました。近年は急速に力をつけ、世界を相手に約20兆円のビジネスを展開するまでに成長しています。

米国の巨大IT企業も、バンガロールやハイデラバードに米国以外では最大の開発拠点を置いています。重要な技術や製品の開発はインドで行うようになり、米国のグローバル企業はインドとの連携なくしては成り立たなくなっています。

AIやIoT、ブロックチェーンなどの最新技術開発は、先進国での人材の確保が難しく、インドで優秀な人材を採用、育成して開発する動きも出ています。

 

多くの日本企業はインドで、苦戦を強いられています。日本企業はインドを市場としてとらえ、あくまで自国で開発、商品化した製品を売る場所だと考える節がありました。日本企業はシリコンバレーに拠点を立ち上げる動きがありますが、そのシリコンバレー企業や米国の主要企業はインドに拠点を立ち上げ、規模を拡大しているのです。


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