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そのストレス、気づいていないだけかも?
2022/01/17
皆さん、こんにちは!PB.Labです。
正月気分も抜け、バリバリとお仕事モードの方も多いですね。
日本人は1/3まではお正月気分の方が多いですが、海外だと1/1から翌日は平日の感覚だそうです。
国や習慣が異なると生活リズムも全く違うので面白いですね☺️
今日はストレスについてのお話です。
皆さんの職場環境は快適ですか?
小さなストレスも放っておくと大きなストレスになりかねないです。
2019年に若手社員400人を対象としたアンケート結果では
6割以上が勤務先でストレスを抱えていると回答しました。
その原因の1位は「仕事内容」2位は「上司との関係」です。
(画像引用:日本成人病予防協会)
ストレスと聞くと、まずは悩みや苦しみなどからくるネガティブなものを想像する方が多いと思います。
ですが、楽しいことやうれしいことといったストレスとは無関係に思える事柄も実はストレスの引き金となる可能性があります。
このようなストレスは、ネガティブストレスとの対比から「ポジティブストレス」と呼ばれます。
ポジティブストレスは、身体にとって受け入れられるストレス、もしくは心身に有益なストレスです。
しかしながら、薬も過ぎれば毒となります。
ポジティブストレスも極端に強くなれば、有害ストレスに転じてしまうことがあるのです。
たとえば、自身の結婚や昇進、子供の進学や独立などは一般的に喜ばしく張り合いのある出来事ですが
その反面、環境の変化や責任の増大などがストレッサーとなる可能性も秘めています。
そこで頑張りすぎてしまうと、心身の健康に不調をきたしてしまうかもしれないのです。
ストレスが全くない状態というのが、私たちにとって最良なのでしょうか?
残念ながらそれは違います。
「適度なストレス」があるからこそ、私たちにはストレスに適応するための能力が生まれるのです。
たとえば、納期の直前になって急に良いアイデアが降ってきたり、今日は定時で帰ると決めた日は普段よりも集中力が増してサクサク仕事を進められたり、といった経験はありませんか?
私たちがパフォーマンスを十分に発揮するためには、適度なレベルのストレスが必要です。
セリエも「ストレスは人生のスパイスである」という言葉を残していますが、ストレスレベルは低すぎても高すぎても適切ではないということになります。
ストレスと上手に付き合っていくための対処方法を考えることが重要です。
ストレス状態は短期間、もしくは適度なレベルであれば私たちにとって有益な働きをもたらしますが
長期間に渡って続くと心理面や身体面、行動面にさまざまな変化を引き起こし、最終的にはストレス関連疾患に至る危険性もあります。
私たちは、生きている限りストレスを避けて通れません。
だからこそストレスと上手に付き合っていくための対処方法を考えることが重要です。
そのためには、自分が「普段どのくらいストレスを感じているか」「ストレスが溜まりすぎたらどんなサインが出るのか」を知っておくことが不可欠です。
ストレスについて、企業が環境作りを考えるだけではなく社員自身も自分でコントロールする対処法を身につけるとより良い労働環境となるのではないでしょうか。
ご相談はお気軽にPB.Labにお問い合わせください☺️