優先順位をつける:「アイゼンハワーマトリクス」

2022/10/31

皆さん、こんにちは。PB.Labです。

タイムマネジメントの際に、業務の洗い出しが終わったら、優先順位をつけましょう。

「アイゼンハワーマトリクス」
業務を緊急度・重要度でわけ、それぞれの高低でわかれる4つの象限にタスクを分類して優先順位を確認することが有効だと記されています。

  • 第Ⅰの領域 緊急度・重要度とも高い業務
  • 第Ⅱの領域 緊急度は低いが重要度は高い業務
  • 第Ⅲの領域 緊急度は高いが重要度は低い業務
  • 第Ⅳの領域 緊急度・重要度ともに低い業務

となっています。これらを第I>第II>第III>第IVの順で優先度をつけます。

その際、第Ⅰの領域にある業務を優先的に取り組むのはもちろんですが第Ⅱの領域がおろそかになりやすい点をスティーブン・R・コヴィーは指摘しています。重要度が高いエリアの業務を見落とすことなく、時間配分を的確に行うことが求められます。
 

業務の優先順位をつけるもうひとつの方法があります。それが、「フィジビリティスタディ」です。

「フィジビリティスタディ」とは

  • マクロ環境(新規事業などのプロジェクトの実行可能性や採算性など)
  • 市場動向
  • 投資効果や資金調達といった財務関係

などの調査・検討を行うことです。
 

フィジビリティ(コストやリスクなどの実現可能性)とインパクト(成果や効果の大きさ)の掛け合わせで優先度を求める簡易版のフィジビリティスタディによって、施策や業務の重要度を深掘りできます。

アイゼンハワーマトリクスの緊急度と重要度の2つの軸で、タスクごとの「重要度」が判断できない場合には、このフィジビリティとインパクトの掛け合わせにより優先順位を決定していくとよいでしょう。


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